ベトナム、カンボジア当局による両国民の出入国制限解除を歓迎

2020/07/06 06:22 JST配信

 カンボジア当局が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として実施していた、カンボジア人のベトナムへの出国およびベトナム人のカンボジアへの入国の一時停止措置を解除したことを受け、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は2日の定例記者会見で、「カンボジア側の対応を評価し歓迎する」とコメントした。

(C) toquoc
(C) toquoc

 カンボジア当局は3月20日23時59分から、陸路・水路・空路を問わず、カンボジア人のベトナムへの出国およびベトナム人のカンボジアへの入国を一時停止していた。

 両国が共に新型コロナウイルス感染症を効率的に封じ込めていることを背景に、カンボジア当局は6月19日から出入国制限を解除することを決定した。カンボジア外務省は6月22日付けで駐カンボジア・ベトナム大使館宛てに公文書を送付し、その旨を確認した。

 ハン報道官は、出入国が制限されていた中でも両国は学生などの出入国の手配や、両国間の貿易・物流活動の維持において密接に協力してきたと話した。

 両国は今後も、出入国制限解除に伴う検疫規定などの新型コロナウイルス感染症対策について話し合う予定だ。

[To Quoc 17:04 02/07/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム外務省は31日、世界的な流行をみせる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、4...
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が拡大する中、カンボジア当局は20日23時59分から、陸路・水...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る