政府は、公安省傘下の交通警察局が提出した交通ルール違反に対する点数制度の導入案を承認した。同局が2日に明らかにした。
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運転免許証の保有者に対し持ち点として年間12点を付与し、交通ルールを犯すと持ち点から一定の点数が引かれる。
1年間で12点が引かれた場合、免許証保有者は再び試験を受けて免許を取得しなければならない。一方、1年の間に点数が全て引かれなかった場合、免許証保有者は翌年に新たに12点を付与される。
同制度を導入するにあたり、全国の運転免許証のデータベースを構築し、交通警察の間で共有する。
公安省は、同省が策定中の道路交通安全秩序保障法草案に前述の内容を反映させる。道路交通安全秩序保障法は、道路交通法から分離されるもので、交通ルールの規定や運転免許証の教習・試験・発行、ナンバープレートの登録・発行・回収、交通整備、交通渋滞・交通事故の解決などに関する規定が盛り込まれる見通し。