ホーチミン:苦労人の理容師、「ピエロの路上無料散髪」でホームレス支援

2020/10/24 05:38 JST配信

 ホーチミン市タンビン区にある床屋のマネージャーをしているグエン・バン・ファップさん(24歳)は週に3~4回、終業後の20時30分になると、友人と一緒にホームレスの人々に無料散髪サービスを提供するため、自転車で出かけて行く。

イメージ写真
イメージ写真

 北中部地方トゥアティエン・フエ省に生まれたファップさんは13歳でホーチミン市へ移住した。あらゆる仕事を経て理容を学び、理容師となり現在に至る。かねて生活に困窮するホームレスの助けになりたいという想いはあったが、どうしたらよいか分からなかったという。ある時、自分の仕事を活かせるのではと、無料散髪サービスを思いついた。

 ファップさんはピエロに仮装してリートゥオンキエット(Ly Thuong Kiet)通りやファンダンルウ(Phan Dang Luu)通りなどの歩道で客の散髪をする。現地へ向かう時は、散髪を終えた客に食べてもらうためにいつも食事を5人分買って行く。

 ファップさんは同業の友人らに自分の活動を知ってもらい賛同者が増えればと、ピエロの無料散髪サービスの様子をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の個人ページに投稿している。

 「まだ若いので遠い将来のことより今は仕事に一生懸命取り組み、個人の無料散髪サービスの活動も続けたい」とファップさんは語る。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ここ数か月にわたり、南中部沿岸地方ダナン市リエンチエウ区トンドゥックタン通りのある一角に、地元の...
 ホーチミン市7区タンフン街区チャンスアンソアン通りの空き地では、毎日15時頃になると美容師や美容専...
 ハノイ市の中心地にろうあ者の青年が起業した美容室「タイングエン(Thanh Nguyen)」がある。店主は東北...

新着ニュース一覧

 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 国家賃金審議会は16日、2027年の地域別最低賃金について協議する第2回会合を開催し、平均で+7.8%引き...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 公安省は、ベトナムにおける外国人の一時滞在情報の申告・受領方法を定めた通達第87号/2026/TT-BCAを発...
 ハノイ市では、多くの重点交通インフラ事業が一斉に進められており、都市の姿が変わりつつある。土地収...
 東北部地方トゥエンクアン省における2026年高校卒業試験の数学試験での不正事件で、同省警察は15日、ト...
 ホーチミン市は2026年に、科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーション(DX)分野に12兆...
 ハノイ市人民評議会は15日の定例会合で、市内の道路や公共施設の名称に関する新たな決議を可決した。 ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線のベンタイン駅で15日、駅構内を彩るパブリックアート装飾プロジェ...
 イチゴの種苗事業や青果卸事業などを手掛ける株式会社ホーブ(北海道上川郡)は、ちとせグループの企業で...
 雪印メグミルク株式会社(東京都港区)の子会社である雪印メグミルクベトナム(MEGMILK SNOW BRAND VIETNA...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年6月の訪日ベトナム人数は前年同月比+6.7...
 ベトナム発の米国および欧州向けの海上コンテナ運賃が急騰し、国内の輸出企業の利益を大きく圧迫してい...
 公安省は、運転免許証の試験、発給、交換、回収および国際運転免許証(International Driving Permit=I...
 総合基礎建設会社のアジアパイルホールディングス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの連結子会社を通...
トップページに戻る