南中部沿岸地方ダナン市人民委員会のフイン・ドゥック・トー主席は27日昼、台風9号(アジア名:モラヴェ、日本では台風18号)への対策に関する公文書を送付し、関連機関や市民に対して警戒を強めるよう指示した。
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公文書によると、ダナン市民は27日午後8時以降、新たな通知が出るまで外出を控えなければならない。さらに、公務執行や特別な場合を除いて、全ての労働者は28日に職場出勤しないこととする。
魚養殖場の水上家屋や工事現場の仮設ハウス、船舶などに泊まることは禁止され、27日午後6時までに安全な場所に避難する必要がある。また、地滑りや土砂崩れが発生しやすいエリアからも早急に避難しなければならない。
鉱産採掘を手掛ける企業各社は27日午後2時までに採掘を一時停止し、労働者を避難させなければならない。区・郡レベルの各人民委員会は作業班を発足し、それぞれの街区・村での台風対策を実施する。
ダナン市のほかにも、北中部地方トゥアティエン・フエ省人民委員会が市民に対し27日午後9時以降の外出禁止措置を発表しており、台風の影響が予想される各省・市の自治体が対策を急いでいる。