保健省の9日午後から16日午前までの発表によると、外国人7人を含むベトナムへの入国者68人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。ただし、市中感染は75日間連続でゼロ人となっている。

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　16日午前6時の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は1281人、死者数は35人。感染者の86.1％にあたる1103人が回復済み。

　新規感染者68人のうち7人が外国人、61人がベトナム人。ベトナム人61人のうち25人は11月8日に同じ便でルーマニアからホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。

　新規感染者の外国人7人の情報は以下の通り。

◇ハンガリー人専門家1人：10月29日にインドから東北部地方クアンニン省バンドン国際空港に到着

◇ロシア人専門家4人：11月8日にロシアからタンソンニャット国際空港に到着

◇ドイツ人専門家1人：11月8日にシンガポールからタンソンニャット国際空港に到着

◇ロシア人専門家1人：11月11日にロシアから南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港に到着

　新規感染者のベトナム人61人の情報は以下の通り。

◇10月19日にアンゴラからバンドン国際空港に到着：1人

◇10月30日にカタールからタンソンニャット国際空港に到着：6人

◇10月30日に日本からカムラン国際空港に到着：2人

◇10月31日にロシアからバンドン国際空港に到着：9人(これに先立ち同便で19人が陽性)

◇11月7日にオランダから南部メコンデルタ地方カントー市カントー国際空港に到着：2人

◇11月8日にルーマニアからタンソンニャット国際空港に到着：25人

◇11月8日に米国から日本経由で南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港に到着：3人

◇11月11日にロシアからカムラン国際空港に到着：10人

◇11月11日にフランスからタンソンニャット国際空港に到着：3人

　なお、ハノイ市疾病管制センターが16日午前に発表したところによると、ハノイ市在住の1032人目の感染者(21歳)が15日に検査で再び陽性と判明した。この患者は8月10日にロシアからベトナムに帰国した留学生で、8月25日に陽性となり、9月17日に退院していた。ただし、現時点で再発か新規感染かは不明だという。