ホーチミン市では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のために隣接する省との境に設置されていた検問所51か所が、同市人民委員会の決定により26日午後6時をもって全て撤去された。
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検問所51か所は、同市で感染が急拡大した7月上旬から設置されていた。市内各地に300か所以上の検問所が設置されていたが、今回撤去された51か所を除く検問所はこれに先立つ9月末に撤去された。
社会的隔離措置の緩和に伴うニューノーマル(新常態)への移行により検問所は撤去されたが、これに代わり警察はパトロールを強化する。パトロール隊は、バスターミナルや鉄道駅、省・市をまたぐ貨物・旅客輸送ルートでの新型コロナ対策違反の摘発・処分を中心に任務に当たる。
なお、同市では10月1日から通行許可証が廃止され、市民は自由に市内を移動できるようになっている。