裁判活動管制センターが運用開始 ベトテルのAI技術で効率化

2022/01/13 03:48 JST配信

 ベトナム最高人民裁判所はこのほど、国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の協力のもと、裁判活動管制センターの運用を開始した。

(C) Bnews
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 同センターは、電子裁判所の実用化に向けた裁判所のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための重要な案件の1つ。

 同センターでは、全国の裁判に関するデータベースを中央制御システムで統合・管理。これにより、全国の裁判所約770か所での活動をスムーズかつ容易に監視・評価・指導することが可能となる。

 同センターの運用は、オンライン裁判の試行に向けた準備の一環。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長引く中、オンライン裁判の導入は必要不可欠と考えられている。

 また同センターでは、データ分析や人工知能(AI)などの最新テクノロジーを駆使したバーチャルアシスタントシステムが採用されており、裁判官の要求に応じて迅速に情報検索を実行する。状況に応じた分析を行うことで、意思決定プロセスで裁判官をサポートし、作業時間の短縮に繋がると期待されている。

[Bnews 14:08 10/01/2022 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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