英国の経済専門誌「エコノミスト(The Economist)」の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence Unit=EIU)はこのほど、「民主主義指数(Democracy Index)」2021年版を発表した。
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ベトナムはスコアが2.94で167か国・地域中131位となった。一方、日本はスコアが8.15で17位だった。
「民主主義指数」は、各国の政治の民主主義のレベルを「選挙プロセスと多元主義」「政府の機能」「政治参加」「政治文化」「市民の自由」の5つのカテゴリから評価した指数で、世界167か国を対象にEIUが毎年発表している。
スコアをもとに、「完全な民主主義(スコア:8.01~10.00)」「欠陥のある民主主義(同:6.01~8.00)」「混合政治体制(同:4.01~6.00)」「独裁政治体制(同:0.00~4.00)」の4つに各国・地域を分類している。
同ランキングのトップ5は以下の通り(カッコ内の数字はスコア)。
1位:ノルウェー(9.75)
2位:ニュージーランド(9.37)
3位:フィンランド(9.27)
4位:スウェーデン(9.26)
5位:アイスランド(9.18)
ワースト5は以下の通り。
167位:アフガニスタン(0.32)
166位:ミャンマー(1.02)
165位:北朝鮮(1.08)
164位:コンゴ(1.40)
162位:中央アフリカ(1.43)
162位:シリア(1.43)