白化現象でニャチャン湾のサンゴが大量死

2022/06/14 03:52 JST配信
2022/06/15 11:36 JST最終更新

 南中部沿岸地方カインホア省のニャチャン湾で、白化現象によるサンゴの大量死が発生している。アフターコロナで観光事業が再開され、久しぶりにダイビングでニャチャン湾を訪れた人々は、変わり果てたサンゴ礁の姿にショックを隠せずにいる。

(C)vnexpress
(C)vnexpress

 ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の海洋研究所(VNIO)などが2021年3月に発表した報告によると、1980年と比べてニャチャン湾のサンゴ礁の90%が姿を消しており、近年は特に大規模な白化で死滅が進んでいる。

 原因としては、◇台風などの自然災害、◇地球温暖化、◇違法漁獲などが挙げられる。ニャチャン湾管理委員会によると、2021年から2022年6月までの間にパトロール隊が49件の違法漁獲を摘発・処分したが、人員不足のため、サンゴの違法漁獲が横行しているという。

 ニャチャン湾管理委員会は、海洋研究所と協力して、管轄地域内のサンゴ再生計画を進める方針だが、サンゴ礁の再生には約10年もかかるという。

 ニャチャン湾海洋保護区は面積約160km2。ここには350種類以上のサンゴが生息し、サンゴ礁の面積が252haとなっている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム・ロシア熱帯センターが発表した最新の研究によると、過去20年間で南中部地方カインホア省のニ...
 南中部沿岸地方カインホア省人民委員会はこのほど、ニャチャン湾内の4区域でのダイビング活動の試行案...
 南中部沿岸地方カインホア省のニャチャン湾でサンゴの白化現象が深刻化し、サンゴの大量死が発生してい...
 南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市は26日、同省人民委員会に対し、ホンムン(Hon Mun)海洋保護区...
 白化現象によるサンゴの大量死が発生している南中部沿岸地方カインホア省のニャチャン湾について、同省...
 東南部地方バリア・ブンタウ省コンダオ国立公園管理委員会は16日、コンダオ島海域でサンゴの白化現象が...

新着ニュース一覧

 中東紛争の影響により、2026年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率は、紛争の期間や規模に応じて、政府...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は17日
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 メルセデス・ベンツ販売ディーラーのハンサイン自動車サービス[HAX](Haxa
 まばらな呼び込みの声が響いては消えていき、ホアフン市場は再び果てしない静寂に包まれる。しかしその...
 長距離バス最大手フタバスラインズ(Futa Bus Lines、Phuong Trang=フオンチャン)傘下で自動車製造を手...
 NTTドコモグループのNTTレゾナントテクノロジー株式会社(東京都千代田区)と、ベトナムを代表するIT最大手
 日本の財務省が発表した2026年2月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+117....
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、3月26日(木)から30日(月)まで、国際建築展示会「ベト...
 南中部地方ダナン市人民委員会はこのほど、リエンチエウ港コンテナ埠頭開発プロジェクトの投資家選定結...
 英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ(Savills)が発表したブランドレジデンス(高級ホテルブランドが...
 公安省傘下密輸経済汚職犯罪捜査警察局(C03)は17日、半導体原料の黄リンで世界需要の3割を生産する
 ファム・ミン・チン首相は17日午前、政府官房で伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使と会見した。中東...
 日本の厚生労働省が発表した第38回介護福祉士国家試験の結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本...
 建設省傘下ベトナム航空局(CAAV)によると、中東の紛争に伴う空域制限により、ベトナムと中東を結ぶ国際...
トップページに戻る