22年世界平和度指数ランキング、ベトナム44位に上昇

2022/09/14 05:11 JST配信

 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2022年版によると、ベトナムは調査対象の163か国・地域中で44位だった。ベトナムは2021年版から6つ順位を上げた。

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 2007年から毎年発表されているGPIは、これまでの平和、経済的価値、トレンド、平和な社会の築き方に関する包括的かつデータ主導の分析を提供するもの。世界人口の99.7%を対象とし、信頼できる情報源から得た23の質的・量的インジケーターを用いて指数を編成している。これらのインジケーターは進行中の紛争、安全と治安、軍事化の主要3分野に分類される。平和な国ほど総合点が低くなる。

 ベトナムの総合点は1.786ポイント。日本は1.336ポイントで10位だった。

 アジア太平洋地域でベトナムは9位。同地域のランキングは、◇1位:ニュージーランド(1.269ポイント)、◇2位:シンガポール(1.326ポイント)、◇3位:日本(1.336ポイント)、◇4位:マレーシア(1.471ポイント)、◇5位:オーストラリア(1.565ポイント)、◇6位:台湾(1.618ポイント)、◇7位:モンゴル(1.775ポイント)、◇8位:韓国(1.779ポイント)、◇9位:ベトナム(1.786ポイント)、◇10位:インドネシア(1.8ポイント)の順。

 ワースト5は、◇163位:アフガニスタン(3.554ポイント)、◇162位:イエメン(3.394ポイント)、◇161位:シリア(3.356ポイント)、◇160位:ロシア(3.275ポイント)、◇159位:南スーダン(3.184ポイント)。

 2022年版のトップ10は以下の通り(カッコ内は総合点)。

1位:アイスランド(1.107)

2位:ニュージーランド(1.269)

3位:アイルランド(1.288)

4位:デンマーク(1.296)

5位:オーストリア(1.3)

6位:ポルトガル(1.301)

7位:スロベニア(1.316)

8位:チェコ(1.318)

9位:シンガポール(1.326)

10位:日本(1.336)

[2022年9月12日 ベトジョーニュース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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