ハノイ:ぼったくりバー経営の元女性警官に禁固8年の判決

2022/09/29 13:56 JST配信

 ハノイ市ドンダー区人民裁判所は24日、共犯グループと同区でぼったくりバーを経営して資産強奪罪に問われていたレ・ティ・ヒエン被告(女・40歳)に禁固7年の刑を言い渡した。また裁判所は、同じ罪に問われていた共犯の17人の被告に対し、3年6か月~8年の禁固刑を下した。

(C)vnexpress
(C)vnexpress

 ヒエン被告は、2019年8月にホーチミン市タンソンニャット国際空港で女性スタッフを下品な言葉で罵り、セキュリティ担当者を殴るなどして共産党から除名され、公安組織からも追放された、お騒がせ元女性警察官として知られている。なお、同被告はこの騒動で罰金20万VND(約1210円)と1年の搭乗禁止処分を受けている。

 ドンダー区交通警察隊の大尉だったヒエン被告は、2階級降格された上で懲戒免職を受けた後、2019年にブー・アイン・ホアン被告(男・31歳)とグエン・ドゥック・タン被告(男・30歳)とともに20億VND(約1210万円)を出し合って、同区トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通りにバー「マジック・ラウンジ」をオープン。このうち、元警察として顔が広いヒエン被告が「対外活動」を担当していた。

 2020年3月には、グエン・ティ・ミン・チャン被告(女・29歳)を雇い入れて、ぼったくり経営のスタイルを確立し、収益を増やしていく。客が金持ちだと分かると、多くの食べ物や飲み物、笑気ガス風船(中に亜酸化窒素を入れて膨らませた風船)を勧めて、退店時に高額の支払いを要求。支払いに応じない場合は、軟禁して暴行を加えるなどして支払いを強要していた。

 捜査を進める中で警察は、2021年1月から4件のぼったくり被害があったことを確認。警察は前述の4人を主犯格と特定して逮捕。ヒエン被告、ホアン被告、タン被告の3人は容疑を否認していたが、検察は犯行を証明する十分な証拠があるとして起訴を決めた。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市ドンダー区トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通りにあるバー「マジック・ラウンジ(Magic Lounge...
 8月中旬にホーチミン市タンソンニャット国際空港で女性スタッフを下品な言葉で罵ったり、セキュリティ...
 ホーチミン市タンソンニャット国際空港で搭乗手続きをしていた女性客がベトナム航空[HVN]

新着ニュース一覧

 コンベヤや環境プラント、ロボットSIなどの事業を手掛ける株式会社JRC(大阪府大阪市)は、北部紅河デル...
 ホーチミン市で17日、同市の公立大学であるサイゴン大学(Sai Gon University)や大手旅行会社サイゴンツ...
 韓国の大手旅行会社であるハナツアー(Hanatour)はこのほど、南中部地方ザライ省政府、および地場不動産...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ドンダー街区イエンラン通りにあるカフェ「モーフォー(Mo Pho)」のドアを開けると、店内は静ま...
 レ・ミン・フン首相は17日、ロシアのカザンで開催された「ロシア・ASEANビジネスフォーラム」に出席し...
 華人系の大手不動産会社VTPグループ(Van Thinh Phat Group)の元会長であるチュオン・ミー・ラン被告(女...
 日本経済団体連合会(経団連)は、ベトナムのテクノロジー大手CMC技術グループ[
 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)の最新レポートによると、ベトナムの短期的な経...
 7月1日から、ハノイ市内の全ての有料駐車場およびバイク駐輪場において、現金払いに代わり、ノンストッ...
 科学者らはこのほど、北中部地方クアンチ省のドンチャウ・ケーヌオックチョン自然保護区で、新種のベゴ...
 ホーチミン市チュンミータイ街区(旧12区)のクアンチュンソフトウェアパークにあるスカイエキスポベトナ...
 ベトナムにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数は前年同期比約+55%増となり、東南アジアで...
 公安省は、運転免許試験、運転免許証および国際運転免許証の交付と使用に関する通達草案について意見聴...
 米国のテクノロジー企業であるマイクロソフト(Microsoft)のレポート「グローバルAIディフュージョン(Gl...
 ファム・ティ・タイン・チャー副首相は、新時代の出版活動におけるベトナム共産党の指導力強化に関する...
トップページに戻る