アジア動物基金、ハノイの民家で20年以上監禁されていたクマ5頭を保護

2023/02/24 13:06 JST配信

 アジア動物基金(Animals Asia Foundation=AAF)はこのほど、ハノイ市森林保護支局と協力し、同市フックト郡フントゥオン村(xa Phung Thuong, huyen Phuc Tho)の民家で20年以上も監禁・飼育されていたクマ5頭を保護し、クマ保護センターに輸送した。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 クマ5頭は子供のころから商業目的で監禁・飼育されていたと見られ、年齢は30~35歳だという。クマたちは身体の毛が抜け落ち、皮膚に炎症が起きている状態だった。クマ保護センターで獣医師による診察を行い、クマたちの正確な健康状態を評価する。

 過去2年間に、AAFとハノイ市森林保護支局は14頭のクマを保護してきた。現在もフックト郡だけで116頭のクマが飼育下にあるといい、当局は引き続き保護活動と飼育世帯の定期的な検査を実施している。

 なお、全国では「熊胆(胆汁)」を採取する目的で数百頭のクマが監禁・飼育されている。「熊胆」はクマ由来の動物性生薬で、滋養強壮剤として酒などに混ぜて摂取すると肝臓病などに効果があるとされている。商業的な「熊胆」の採取は2005年から禁止されたが、クマの飼育自体は禁止されていない。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 北部紅河デルタ地方ハイズオン省にある商業目的の民間クマ農場で2003年から飼育されていた、体重約120k...
 ベトナム森林保護局は27日、北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市のバックマー(Bach Ma)国立公園に...
 動物愛護団体「フォーポーズ(FOUR PAWS)」と西北部地方ソンラ省森林管理支局はこのほど、フーイエン郡...
 アジア動物基金(AAF)は25日朝、東北部地方ランソン省の民家で飼育されていたクマ3頭を保護し、4時間か...
 ハノイ市のセントラルサーカスは15日、4頭のツキノワグマ(いずれも雌)を隣国する北部紅河デルタ地方ビ...
 農業農村開発省は1月30日、東北部クアンニン省人民委員会に対し、同省のクマ農場で飼育されている全て...
 東北部クアンニン省ハロン市で「熊胆」目当ての観光客向けツアーを主催していたクマ農場2か所が、10月...
 東北部クアンニン省人民委員会は、省内のクマ農場に対し、「熊胆」目当ての観光客を迎えるツアーの主催...

新着ニュース一覧

 ベトナム国内の石油元売り各社は、エネルギー安全保障の強化と化石燃料の輸入依存からの脱却を目指し、...
 ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と、シンガポー...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 保健省医薬品管理局は17日付けで、台湾製の手足口病ワクチン「エンバックジェン(Envacgen)」の使用を承...
 ベラルーシ国営のベラヴィア航空(Belavia Belarusian Airlines)は20日、ベラルーシの首都ミンスクとカ...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「世界の空港トップ100(The World...
 ホーチミン市警察刑事警察部は、タンソンニャット国際空港の空港警察と連携し、市内のホテルで殺人を犯...
 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、ベトナム石炭鉱産グループ(Vietnam...
 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
 国家選挙評議会は21日、3月15日に実施された第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評...
 ファム・ミン・チン首相は19日、エネルギー使用の効率化、エネルギー転換の促進、および電動車両などの...
 ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で19日、新しい2本の十字架が教会の2つの鐘塔の上に設置さ...
 ベトナム共産党のトー・ラム書記長は17日、新時代における首都ハノイの建設・発展に関する政治局決議第...
トップページに戻る