サービスエリアにEV充電スタンド設置義務付け、国家技術基準改正で

2024/04/22 05:37 JST配信
  • 各地のSAにEV充電スタンドを設置
  • 国家技術基準を改正する通達で義務付け
  • 停車スペースの10%をEV充電スタンドに

 交通運輸省は5日、道路サービスエリアに関する国家技術基準を改正する通達第9号/2024/TT-BGTVT(10月5日施行)を発出した。

(C)Lao Dong
(C)Lao Dong

 通達では、道路サービスエリアについて、◇高速道路、◇国道、◇省道に設置され、交通参加者と車両にサービスを提供する道路交通インフラと定義している。

 交通参加者や車両に安全なサービスを安定提供できるよう、サービスエリアの電気、水道、照明、通信システムは一貫性・完全性を確保し、ベトナム国家基準「QCVN 07:2010/BXD」およびベトナム国家標準「TCVN 4319:2012」に準拠する必要がある。

 新たに盛り込まれるサービスエリア内の電気自動車(EV)用充電スタンドについて、各サービスエリアは、EV用充電スタンドに適した電気システムを確保しなければならないと規定されている。

 EV用充電スタンドの停車スペースは、サービスエリア全体の停車スペースの10%以上とし、1級と2級のサービスエリアは同規定をクリアしなければならない。3級と4級のサービスエリアについては強制ではないが、設置が推奨される。

[Lao Dong 07:49 19/04/2024 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム高速道路開発投資総公社(VEC)は、交通運輸省傘下のベトナム高速道路局に公文書を送付し、運営...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 商工省は、電気自動車(EV)の充電スタンドに適用する電気料金について、3案を提案した。この提案は、同...
 電気自動車(EV)はベトナム国内で浸透しつつあるものの、EV用充電スタンドの数は依然として限られている...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年の電子商取引(eコマース=EC)市場規模は前年比+25%増の約310億USD(約4兆9000億...
 イーモール・ベトナム(Emall Vietnam)はこのほど、フランス発祥のファッションブランド「ピエール・カ...
 ブラジル政府は20日、同国のフォス・ド・イグアスで開催されたメルコスール(南米南部共同市場)首脳会合...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市チョーライ病院は18日、男性患者の顔面にできた重さ950gの腫瘍の切除手術に成功したと発表...
 ハノイ市のドゥックザン総合病院は20日、直線距離で約8km離れたザーラム総合病院まで無人航空機(UAV)を...
 ホーチミン市人民委員会は、同市都市鉄道(メトロ)2号線(ベンタイン~タムルオン間)について、路線計画...
 商工省は23日、製品情報の透明化や消費者保護、企業の持続的発展の支援を目的として、公式ウェブサイト<
 ホーチミン市警察は、豚肉を化学薬品で加工し、「牛肉」として販売していた大規模な偽装食肉の製造・流...
 VIETJOベトナムニュースは、毎年ご好評をいただいております「ベト
 北中部地方ゲアン省のプーホアット自然保護区の責任者であるグエン・バン・シン氏は17日、生きた野生の...
 北部紅河デルタ地方ハイフォン市で19日、日本ハイフォン工業団地(旧称:野村ハイフォン工業団地)の第2...
 金属接合・産業機械関連商品・製品の販売などを手掛ける株式会社進和(愛知県名古屋市)は、ベトナム現地...
 ハノイ市人民委員会はこのほど、2026年のカウントダウンイベント開催を承認した。カウントダウンイベン...
 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
トップページに戻る