ベトナムの初婚年齢27.2歳、晩婚化が加速

2024/09/04 06:00 JST配信
  • 平均初婚年齢は男性29歳、女性25歳
  • 平均初婚年齢は99年から3歳上昇
  • HCMの出生率は1.32人で全国最低

 保健省は8月末、少子化対策に関する会議を開いた。同省傘下人口局はこの席で、ベトナムにおける初婚年齢が近年上昇を続けており、晩婚化・晩産化の傾向が強まっているとのデータを発表した。

(C)Suc Khoe & Doi Son
(C)Suc Khoe & Doi Son

 同局によると、平均初婚年齢は1999年の24.1歳から10年後の2019年には25.2歳に、2023年には27.2歳へと上昇した。性別でみると、2023年の平均初婚年齢は男性29.3歳、女性25.1歳となっている。

 晩婚化・晩産化は確実に少子化へと繋がっており、都市部では過去20年間、出生率が理想的な出生率(夫婦1組あたり子供2人)を常に下回っている状態。中でも、ホーチミン市では現在、夫婦1組あたりの子供数が1.32人で、国内で最も低い水準となっている。

 少子化の原因としては、◇高学歴化、◇自分の人生を謳歌したいという価値観の変化、◇高額な授業料や医療費、住宅価格上昇などの経済的圧力、◇養育費の高騰、◇子供向け教育環境の不足、◇中絶・不妊の増加などが挙げられる。

 会議に参加したグエン・ティエン・ニャン元副首相は打開策が必要だとして、理想的な出生率を確保する上で、夫婦の収入が4人家族(大人2人・子供2人)を十分に養うことができる環境を整えることが肝心と主張。個人ベースの従来の最低賃金制度から、4人家族向けの最低生活賃金制度に切り替え、家族のための時間を確保できるよう週の労働時間を40時間に留めることを提案した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市人民委員会は9日、少子化問題解決に関する提案を同市人民評議会に上程した。同市の合計特...
 国家人口データベースによると、2023年におけるホーチミン市の60歳以上の人口は110万人で、同市人口全...
 保健省は人口法草案について、「夫婦1組に子供1~2人」を呼び掛ける政策を廃止し、現在の出生率(全国平...

新着ニュース一覧

 中国青海省と東南部地方ドンナイ市を結ぶ初の国際貨物列車が3日、ハノイ市ドンアイン駅を出発し、ドン...
 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は、「信頼性の高い公開会社トップ50(VIX50...
 5月は、高市早苗内閣総理大臣がベトナムを訪問し、レ・ミン・フン首相およびトー・ラム書記長 兼 国家...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 日本で最高学位を取得した最初の、そして最年少のベトナム人学者であるルオン・ディン・クア博士は、多...
 VIETJOベトナムニュースが2026年5月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:
 南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区当局はこのほど、ズオンドン街区のディエンティエン山頂...
 ホーチミン市民事執行機関は3日、華人系の大手不動産会社VTPグループ(Van Thinh Phat Group)の元会長で...
 イオン株式会社(千葉県千葉市)は、6月12日(金)から14日(日)までの3日間、日本の「イオン」や「イオンス...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.29%上昇、前年...
 スパ&リゾートホテルを展開するホテル三日月グループ(千葉県木更津市)は南中部地方ダナン市で1日、「...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の外国人訪問者数(推定値)は177万9875人となり、前年...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の小売売上高(推定値)は前月比+0.5%増、前年同月比+1...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の鉱工業生産指数(IIP)の推定値は前月比で+3.3%増、...
 ホーチミン市人民委員会は、市内における浮浪者や物乞い、および緊急保護を必要とする対象者の管理強化...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)の2026年1~3月期レ...
トップページに戻る