ホーチミン:少子高齢化が進行、60歳以上の人口割合が12.5%に

2024/07/15 15:04 JST配信
  • 60歳以上が110万人、全体の12.5%
  • ホーチミンは出生率でも全国最低
  • 少子高齢化防止キャンペーン実施中

 国家人口データベースによると、2023年におけるホーチミン市の60歳以上の人口は110万人で、同市人口全体の12.5%を占めた。

(C)vietnamnet
(C)vietnamnet

 2022年の割合は11.0%で、それ以前は10%を下回っていた。60歳以上の人口割合の推移から、同市の人口高齢化が急速に進んでいることがうかがえる。

 一方、2000年から現在まで同市の出生率は低下の一途を辿っており、全国で最も低い水準となっている。同市では2023年における生殖期の女性の子供の平均数が1.32人で、2000年の1.76人、2013年の1.68人から大きく減少している。

 これらを背景に市当局は7月1日から8月31日にかけて、少子高齢化防止キャンペーンを実施中。この一環として「夫婦1組に子供2人」のスローガンを呼び掛けていく。

[VTV 15:32 11/07/2024 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市人民委員会は9日、少子化問題解決に関する提案を同市人民評議会に上程した。同市の合計特...
 保健省は8月末、少子化対策に関する会議を開いた。同省傘下人口局はこの席で、ベトナムにおける初婚年...
 保健省は人口法草案について、「夫婦1組に子供1~2人」を呼び掛ける政策を廃止し、現在の出生率(全国平...
 統計総局(GSO)によると、2023年のベトナムの人口は前年比+83万4800人(+0.84%)増の1億0030万人となり、...
 保健省人口局の推計によると、ベトナムの2023年の合計特殊出生率(TFR、1人の女性が一生に産む子供の平...

新着ニュース一覧

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビ
 国会でこのほど可決された改正民間航空法(2026年7月1日施行)では、「低空域の航空輸送」という概念が法...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムを中心に国際決済・データインフラ事業を展開する韓国系アリエックス・ベトナム(Alliex Vietna...
 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越...
 国会でこのほど可決された改正投資法では、行政手続きの簡素化や条件付き事業分野の削減など、投資環境...
 米国ハーバード大学の卒業生で、ベトナム系米国人のアインフー・グエン(AnhPhu Nguyen)氏と友人のケイ...
 自動車安全システムを提供するスウェーデンのオートリブ(Autoliv)はこのほど、東北部地方クアンニン省...
 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は15日、ベトナムが11月7日付けで所定の手続きを完了し、IRENAに加...
 キプロスの首都ニコシアで15日、ベトナム財政省とキプロス財務省が、所得に対する二重課税防止・租税回...
 ギャラクシー・スタジオ(Galaxy Studio)は15日、北部市場への進出戦略の一環として、同社にとってハノ...
 ホーチミン市は、2026年3月1日から市内路線バスの運賃を改定するとともに、バスと同市都市鉄道(メトロ)...
 SBIホールディングス株式会社(東京都港区)は、同社グループが運営するSBI-NTUキョウボ・デジタルイノベ...
 総合物流業の伊藤忠ロジスティクス株式会社(東京都港区)は、ベトナムにおけるグローバルサプライチェー...
 コンベヤや環境プラント、ロボットSIなどの事業を手掛ける株式会社JRC(大阪府大阪市)は、同社100%出資...
トップページに戻る