- 少子化問題解決に関する決議を採択
- 34歳までに2人出産の女性に褒賞金
- ホーチミン市の合計特殊出生率は1.43人
ホーチミン市人民評議会はこのほど、少子化問題解決に関する決議を採択した。決議によると、高齢出産となる35歳よりも前に、子ども2人を出産した女性には褒賞金500万VND(約2万8000円)を支給する。
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また、貧困世帯や離島の妊婦に対しては、妊娠中や新生児の検査費用として200万VND(約1万1000円)を支援し、さらに一時金として100万VND(約5600円)を支給する。
このほか、子どもを2人出産した出産適齢期の夫婦の割合が60%以上を達成した村レベルの人民委員会には、賞状と褒賞金3000万VND(約16万7000円)が支給される。
さらに、子どもを2人出産した出産適齢期の夫婦の割合が5年連続で60%以上を達成した場合、賞状と褒賞金6000万VND(約33万円)を支給する。
なお、7月1日の行政区再編により、東南部地方ビンズオン省と同バリア・ブンタウ省を吸収合併したホーチミン市の合計特殊出生率は1.43人となっており、理想的な子どもの数(夫婦1組あたり子ども2人)を大きく下回っている。