ロシア保健相、ベトナム行きの機内で人命救助に貢献

2025/09/17 05:14 JST配信
  • ロシア人乗客が高血圧緊急症を発症
  • 偶然居合わせた保健相が応急処置
  • SNSで「空の英雄」と称える声

 ロシアメディア「RT」によると、先週ベトナムを実務訪問していたミハイル・ムラシコ保健相が、モスクワ発ハノイ行きの機内で高血圧緊急症を発症したロシア人男性の応急処置を行った。男性は1時間後には容体が安定した。

(C)Tien Phong
(C)Tien Phong

 「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいませんか?」ドラマや映画のワンシーンでよく見る出来事が実際に起きたが、偶然居合わせた医師が保健相だったというのは驚きだ。RTは14日、X(旧Twitter)に、ムラシコ保健相が男性を治療する様子を捉えた動画を投稿した。

 動画には、ぐったりと横たわる男性のそばで応急処置を施すムラシコ保健相と、手助けするベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のキャビンアテンダント(CA)たちの姿が映っていた。Xでは、人命救助に貢献したムラシコ保健省を「空の英雄」と称える声が上がっている。

 情報筋によると、機内で高血圧緊急症を発症したのは50歳のロシア人男性で、離陸から約3時間後に体調不良を訴えて倒れ、CAの呼び出しに応じたムラシコ保健相が速やかに対応した。ムラシコ保健相はウラル国立医科大学を卒業した医師、政治家で、2020年1月からロシア保健相を務めている。

 なお、ムラシコ保健相は今回のベトナム実務訪問中に、ベトナム・ロシア国際眼科病院を視察したほか、ベトナムワクチン株式会社(VNVC)とロシア製薬大手メドシンテズ(Medsintez)との間で締結された、次世代バイオ医薬品とワクチンの製造技術移転に関する協力協定の締結式に立ち会った。

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