ヤフー・ベトナム、女社長の挑戦は始まったばかり

2011/05/22 07:59 JST配信

 このようにヤフーベトナムの発展の道筋が用意された中で、彼女自身はどのように自分の力を発揮していくつもりなのか。その問いに対して彼女はこう答えた。「ヤフー本部に対しベトナム市場により多くの商品を導入するよう交渉し、利用者数や収益額で新たな段階へとヤフーベトナムを引き上げていきたいと思います。例えば2010年のワールドカップ時にはベトナム市場に対する評価が低かったため、当初ヤフー東南アジアはベトナム向け特設ページを開設しない予定でした。私が彼らを説得してネット上でサッカーチームを作るアクティビティやデビッド・ベッカムのファンページなどを含んだページを開設してもらったところ、投資先集めや広告においてはヤフー全体でトップの成績を挙げました。今後の私の使命はベトナム市場の可能性を示し、より多くの投資を引き入れることだと思っています。」

(C) Vnbrand, Phuong Trinh
(C) Vnbrand, Phuong Trinh

 女性が社長になることによって、会社がどう変わるのか? 彼女はこう考えている。「一人一人を尊重し、「仕事も遊びも一生懸命」という精神のもと、働きやすい職場環境をつくり出そうとしています。一方で組織に対して悪い影響を及ぼすような社員がいれば、もちろん強く言うこともあります。チー氏の時は考えられなかったと思いますが、つい最近職務態度の悪い社員を免職したところです。」

 そういった人事に対する不満はでないのだろうか。「リーダーは理解されることは稀で、常に成果を出すことが求められます。このように、人の上に立つものは常に試練に曝されているのです。」

 前社長の在任期間を超えられるか、という問いに対しては、こう考えているという。「これまではどの仕事もうまく進めることができました。しかし、もちろん自分よりふさわしい人物がいれば、退陣を厭いません。しかし社名に恥じない実績と増収を達成するためには、このポストで3~5年は職務を全うする必要があると思っています。

前へ   1   2   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 「手編みバッグはビジネスではなく、ベトナムの手工芸品を守り続けたい、海外ブランドに劣らないオリジ...
 米マイクロソフト社はこのほど、マイクロソフト・ベトナムの新社長にブー・ミン・チー氏が就任したと発...
 米ネット検索大手ヤフーはこのほど、ベトナムのインターネット利用者の約88%にあたる1700万人が、同社...
 ポータルサイト最大手米ヤフー傘下のヤフー・東南アジアと半導体世界最大手の米インテルはこのほど、ベ...
 携帯電話の付加価値サービスを提供するGAPITコミュニケーションズとヤフーがこのほど、モバイルサービ...
 ポータルサイト最大手の米ヤフーは6月からYahoo! Mailにベトナム語版を提供すると発表した。このほか...

新着ニュース一覧

 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
 中国が南シナ海の一部海域を対象に5月1日から8月16日まで漁獲禁止令を一方的に発布したことを受け、ベ...
 「サイゴン・ザーディン市」が「ホーチミン市」へと市名を変更した1976年7月2日から、2026年7月2日で50...
トップページに戻る