安全な食卓目指し、国産の鶏肉と野菜の供給に奮闘する博士

2013/03/03 07:24 JST配信

 安全な野菜の栽培は、2010年から約100ヘクタールで行っている。現在1日当たり5~7tを学校やホテル、食堂などに供給しているが、市場での販売はまだ行っていない。順調に行けば、将来ハノイ市の需要量の約10%を供給できるようになる見込みという。

(C)Tien phong、グエット博士(右側)
(C)Tien phong、グエット博士(右側)

 グエット博士は北中部クアンビン省で生まれた。高校卒業後は家庭の事情から軍隊に入隊し、当時のソ連に留学して軍事学を学んだ。その後退役し、農業の道に進んだ。クアンビン肥料社のハノイ支店長からいくつかの会社を経て、2005年末にHadicoの会長兼社長に就任した。

 農業で食べていくのは大変な時代だが、Hadicoは2012年に前年を上回る8000億ドン(約35億6000万円)の売上高を達成した。グエット博士は「正直に言えば、農業だけでは利益が出せません。ハイテクを使ってより品質の高い農産品を作らなければなりません。ベトナムはドイモイ後の20年間、農業のおかげで世界に知られるようになりました。農産品の輸出を増やして、もっと外貨を稼げるようになりたいです」と熱っぽく語った。

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