ハウザン省:オレンジ栽培で貧困から抜け出した村

2014/01/05 07:43 JST配信

 7~8年前にオレンジが高値を付けた時、一部の農家がオレンジ栽培を始めた。「試しに」のつもりだったが、高収入をもたらすことが分かって、村の農家は一斉にオレンジ栽培に切り替えた。

 栽培農家によると、オレンジは栽培するのに多くの労力やコストがかからず育てやすいという。植えてから1年半で収穫でき、実がよく成る期間は3~5年続く。1キロ当たりの価格は時により5000~3万ドン(約25.1~151円)と幅があるが、赤字になることはないようだ。

 果樹園の果実をまるごと対象とする契約も行われている。購入者側が、栽培から収穫まで全部自分達でしてしまう。オレンジ6000本余りの果樹園を12億ドン(約603万円)で貸したグエットさんは、「返してもらった果樹園に残っていたオレンジを摘んだだけでも1億ドン(約50万3000円)以上になりました」と話した。

 タンタイン村では1803世帯が暮らしているが、その80%はオレンジ農家で、面積は合計1077ヘクタールに達する。村の貧困世帯率は2010年に11.44%だったが、現在は2.32%にまで減少した。村人民委員会のゴ・バン・コイ副主席は「貧困から抜け出すのはもう昔の話。今はどうやってもっと豊かになるかが話題の中心」と話し、「村の道路の舗装は村民らからの寄付で実現しました」と胸を張った。

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