2度の悲しみを乗り越えて、夫婦が手に抱いた「贈り物」

2021/10/10 10:37 JST配信

 ニュー・イーちゃんを家に迎え入れてから、リエウさんは育児に専念するため、勤めていた工場の仕事を辞めた。この6年近くの間、夫婦は「子供がいないのならお金を稼いでも意味がない」と仕事に対する気力が湧かず、夜もあまり眠れなかったという。

(C) vnexpress
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 しかし家に娘がやってきてから、夫婦の悲しみも和らぎ、リエウさんは元気を取り戻して笑顔も増えた。生後1か月が経ったニュー・イーちゃんの体重は4.5kgに増え、よく食べよく眠り、あまり泣かなくなった。

 50代で久しぶりの育児となるビンさんは、初めのうちはうまく動けなかったものの、数日後には調子をつかんだ。ビンさんは毎日仕事に行き、近くに住むリエンさんの母親が料理や家事などを手伝ってくれている。娘が夜泣きをすると、ビンさんはすぐに起きてミルクを作り、娘をあやして寝かしつける。「少し大変ではありますが、とても幸せです」とビンさんは語る。

 ビンさん夫婦には毎月1000万VND(約4万9000円)余りの収入があり、ほかに銀行に預けている貯えもあるため、娘が成人するまで経済的に困ることはないという。夫婦は、今はただ子供を元気に育てていくために自分たちが健康でいられることを望んでいる。

 2人の息子たちが亡くなってから、夫婦は気力を失い、家の補修も滞っていたが、近いうちにビンさんは家の壁を新しく塗り替える予定だという。

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