視覚障がい者の社交ダンス教室

2025/01/05 10:23 JST配信

 より複雑な動きは、講師のトゥーさんが自分の身体を生徒に触れさせながら教える。生徒たちはトゥーさんの周りを囲んで、トゥーさんの肩や腰、脚に触れて動きを覚えてから、指示に従って練習する。

(C) thanhnien
(C) thanhnien
(C) thanhnien
(C) thanhnien
(C) thanhnien
(C) thanhnien
(C) thanhnien
(C) thanhnien

 前、後ろ、左、右といった単純な指示から始まり、長時間にわたる練習を経て、クラスの多くの人たちが動きを覚え、初日のようにリズムを崩したり、転んだり、相手の足を踏んだりすることなくパートナーともスムーズに踊ることができるようになった。

 これは南部で最初かつ唯一の視覚障がい者のための社交ダンス教室で、毎週金曜日の14時から開かれる。トゥーさんは4年前からこの教室を開くことを計画していたといい、ホーチミン市視覚障がい者協会との協力により、2023年末にようやく実現した。

 トゥーさんは独自のレッスンのプランを考案し、ラテン種目とスタンダード種目の計10種類のダンススポーツを教えている。

 「進度はゆっくりですが、着実に進んでいます。私の場合は1つのダンスが完成するまでに2~3か月かかりますが、視覚障がい者の生徒の場合は慣れるまでもっと時間がかかりますし、10倍の努力が必要になります。だからこそ、生徒がほんの少しでも踊れるだけで、とても幸せな気持ちになるんです」とトゥーさん。

前へ   1   2   3   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 北部紅河デルタ地方ハイフォン市出身のブイ・クアン・カインさん(男性・16歳)は、ハノイ市にあるベトナ...
 南中部沿岸地方クアンナム省ヌイタイン郡タムティエン村に暮らすグエン・ズイ・フンさん(男性・71歳)の...
 スタッフがメモを書き込んだ分厚い台本を見ると、フオン・ザンさん(女性・27歳)のような視覚障がいを持...
 男性歌手の「Mr.ダム」ことダム・ビン・フンそっくりの歌声を響かせながら、ホーチミン市の市場で雑貨...
 生まれつき視覚障害を持つドー・グエン・アイン・トゥーさんは、ピアニストになるという夢を追って母親...
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりハノイ市で社会的隔離措置が適用された今年4月、視覚...
 国営ベトナムの声放送局(VOV)のリポーター、そして編集者として活躍するホアン・バン・リーさんは、先...
 シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ(Grab)(旧社...

新着ニュース一覧

 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開...
 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
 中国が南シナ海の一部海域を対象に5月1日から8月16日まで漁獲禁止令を一方的に発布したことを受け、ベ...
トップページに戻る