約15年前、ある企業からヤシ林を伐採してエビの商業養殖池を掘るという提案があった。当時、旧ギアホア村人民委員会主席を務めていたブーさんは、地元の人々の意見を聞いた上で、この提案を断固として拒否した。
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「ブックホン川の近くにエビ養殖池を掘れば、この地域全体が破壊され、一帯が水没してしまうと考えました。ここを守り、緑豊かで清潔なエコツーリズム地区にするしか道はありませんでした」とブーさんは語る。観光開発というアイデアはその後、村の共産党大会と人民評議会の決議に盛り込まれた。
2018年、クアンガイ省人民委員会は、ヤシ林でのエコリゾート開発プロジェクトへの投資を承認した。当時は多くのヤシの木が生育不良で弱っていたため、プロジェクトの投資主はヤシ林を回復させるべく、作業員を雇って施肥や手入れを行った。地面に落ちた熟したヤシの実は回収され、補植用の苗木として育てられた。
リゾートは「ココナッツ(coconuts)」と「土地(land)」を組み合わせた「ココランド(Cocoland)」と名付けられ、バイズア初かつクアンガイ省初の4つ星リゾートとして誕生した。ココランドという名前が選ばれたのは、ソ連とベトナムの友好の証であるバイズアの歴史を守り、継承していきたいという投資主の思いからだ。
当初の約500本の苗木と、自生した木、新しく植えられた木を合わせて、現在のリゾート全体にはさまざまな樹齢のヤシの木が1000本以上ある。大きなヤシの木には管理のために白い石灰で番号が記されている。リゾートは、建築から内装に至るまで、ヤシをデザインの中心に据えている。
リゾートには滞在客のニーズに応える2つのプールが設けられている。1つは地上にあり、建物と両側に並ぶ2列のヤシの木に囲まれている。もう1つは屋上にあるインフィニティプールで、水面にヤシの葉が映り込む美しい光景を楽しむことができる。
朝食にはビュッフェが用意され、ココナッツライス、チキンライス、レンコンスープといった地元の特産料理を別途注文することもできる。収穫期に訪れれば、採れたてのココナッツが提供される。









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