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　ベトナムプロサッカー株式会社（VPF）は18日、日本人サッカー指導者の田中孝司氏との間で1年契約を結んだ。これにより、同氏のVリーグ大会組織委員長への就任が正式に決定した。Vリーグの最高責任者である大会組織委員長に外国人が就任するのはこれが初めて。

（C） bongda+,　大会組織委員長への就任が決まった田中孝司氏

　VPFのファム・ゴック・ビエン社長は、「何度も会議を重ねる中で、我々は田中氏のサッカーに対する情熱と高いプロフェッショナルの意識を感じ、大会組織委員長を任せるに相応しい人物であると判断した。今後は新委員長を全力でサポートしていく」とコメントした。

　一方の田中氏は、「Vリーグの大会組織委員長という大役に選ばれたことを光栄に思います。この仕事が容易な仕事ではないということは承知しています。ベトナムでは、まだ1試合を観戦しただけですので、ベトナムサッカーを熟知しているとはいえませんが、早く仕事に慣れるため、努力していきます」と述べた。

※田中孝司氏の指導歴
1989年～1992年：NKKコーチ
1993年～1995年：U-18/U-19/U-20日本代表監督
1995年～1997年：名古屋グランパスエイトコーチ
1997年11月～1999年4月：名古屋グランパスエイト監督
2001年～2002年11月：湘南ベルマーレ監督
2003年12月～2005年：ベガルタ仙台ゼネラルマネージャー