財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~3月期のベトナムの対外投資総額(新規認可額と追加認可額の合計)は、前年同期比2.6倍の6億1990万USD(約990億円)に達した。
![]() (C) Kinh Te Tai Chinh |
このうち、新規認可案件数は48件で、認可額は前年同期比2.6倍の5億9720万USD(約950億円)だった。追加認可案件数は4件で、認可額は同4.3倍の2280万USD(約36億3000万円)へと大幅に増加した。
分野別および国別の動向
分野別で見ると、電力・ガス・水道・空調の製造・供給が1億6380万USD(約260億円)で全体の26.4%を占めて最も多かった。次いで、建設が1億5090万USD(約240億円)で24.3%、運輸・倉庫が1億4920万USD(約240億円)で24.1%を占めている。
投資先の国・地域別では、ラオスが1億7670万USD(約280億円)で全体の28.5%を占め、トップに立った。続いて、キルギスが1億4990万USD(約240億円)、英国が8280万USD(約132億円)、アンゴラが3000万USD(約47億7000万円)などの順となっている。1~3月期にベトナムが投資を行った国・地域は28か所に上った。
主要な投資企業と今後の見通し
財政省傘下海外投資局(FIA)によると、現在の代表的な対外投資案件として、ラオスで水力発電事業を展開するベトラオ電力(Viet Lao Power)や、ベトナムを代表する国内最大の乳業企業ビナミルク[VNM](Vinamilk)、「THトゥルーミルク(TH True Milk)」ブランドを展開するTHフードチェーン(TH Food Chain)、IT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)などのプロジェクトが挙げられる。これらの投資は、投資先国の社会経済の発展に大きく貢献するだけでなく、企業に大きな収益をもたらしている。
専門家は、1~3月期の海外投資が大きく伸びた背景として、開かれた法的環境や企業の対外投資を促進・支援する政策が整備されていることを指摘している。ベトナム企業の対外投資は市場や分野、規模の面で多様化が進んでおり、エネルギーや食品加工などの主要分野を中心に、グローバルサプライチェーンへの参加や新市場・顧客の開拓につながっていると評価されている。




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