- 25年上半期の投資先トップはラオス
- 全体の30.9%、2位以下を大きく引き離す
- 上半期までの累計認可額でもラオスが1位
財政省傘下の海外投資局によると、2025年1~6月期に認可を受けたベトナムの対外投資額(新規および追加投資)は前年比3.5倍の4億8710万USD(約710億円)だった。このうち新規が86件、追加投資が18件となっている。
![]() (C)Bao Dau Tu |
投資先は30か国・地域。投資額1位はラオスで、全体の30.9%を占めた。以下、フィリピン(同12.7%)、インドネシア(12.4%)などが続いた。分野別では、電力や製造、物流、卸売・小売が大きな割合を占めた。
これにより、2025年6月末時点の累積認可件数は1916件、累積認可額は230億USD(約3兆3000億円)となった。
投資先は84か国・地域にのぼり、国別ではラオスが全体の25.2%を占めトップとなった。以下、カンボジア(12.7%)、ベネズエラ(7.9%)などが続いた。分野別では、採鉱が30.6%を占めてトップに立った。2位は農林水産業(14.7%)、3位は情報通信業(12.4%)だった。