ベトナム政府はこのほど、空港での免税品販売に関する新規定を公布した。同規定は9月15日から発効する。これにより、出国時だけでなく、入国時にも空港内の免税店を利用することができるようになる。タインニエン紙(電子版)が報じた。
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新規定によると、ベトナムへの入国者が購入できる免税品の上限は、紙巻たばこが400本、葉巻たばこが100本、茶葉が5キロ、コーヒーが3キロ、アルコール度数22%以上の酒類が1本、度数22%未満のものは2本まで。その他の免税品の購入上限は500万ドン(約2万3400円)までとなっている。
なお、入国者は入国手続き終了後に免税店が利用できるが、商品購入の際は入国済みのスタンプが押してあるパスポートと搭乗券を提示する必要がある。
また、現在は免税店で清算を行う場合、ベトナムドン、米ドル、ユーロ以外の利用はできないが、新規定の発効後はその他の外貨も利用可能となる。清算時のレートは、ベトコムバンク[VCB]が当日に決めたものに準じる。