ベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)は6月30日、仏エアバス社の最新型旅客機A350 XWB型機をアジアの航空会社として初めて受領した。同日、フランスのトゥールーズで受け渡し式典が開催された。
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同機材は2日にハノイ市ノイバイ国際空港第2ターミナルに着陸する。VNAは、週末にもハノイ市とホーチミン市を結ぶ国内線で同機材の使用を開始し、10月よりハノイ/ホーチミン~パリ(フランス)線やハノイ~ソウル(仁川:インチョン)線の国際線にも投入する予定。
A350 XWB型機の座席数は、フルフラットシートのビジネスクラス29席、プレミアムエコノミークラス45席、エコノミークラス231席となっている。
同型機は、2014年12月にカタール航空(Qatar Airways)が世界で初めて受領し、VNAはこれに次ぐ全世界2社目の導入となる。エアバス社は、現在までに世界各国の航空会社40社から計780機を受注している。
現在VNAが保有するエアバス機材は59機で、うち49機がA321型機、10機がA330型機となっている。同社は2019年までに、購入とリースと合わせてA350 XWB型機を14機まで増やす計画だ。