インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で両国軍による攻撃が続いていることを受けて、パキスタン民間航空局(PCCA)が27日午後に同国領空内の民間機の飛行を禁止した。これに伴い、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は欧州に向かう各便の飛行ルートおよび出発時間の変更を発表した。
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それによると、ベトナム航空はパキスタン領空を回避するため、欧州行き便の出発時間を予定時刻より3時間~5時間遅らせた。変更となったのは、フランクフルト~ホーチミン線(VN30)、パリ~ハノイ線(VN18)、パリ~ホーチミン線(VN10)、ロンドン~ホーチミン線(VN50)の4便。
欧州行き便は、今回の領空閉鎖により、今後もフライトに大きな影響が生じると見られている。同社は旅客に対し、今後のフライトスケジュールについては、同社ウェブサイトと公式フェイスブック(Facebook)ページに掲載する情報を確認するよう呼び掛けている。変更があった場合は、チケットの払い戻し、交換・変更などに無料で対応する。