1~6月期の航空市場、国内線は完全回復も国際線は苦戦

2022/07/19 04:58 JST配信

 交通運輸省傘下の民間航空局(CAAV)によると、2022年1~6月期における航空旅客数は2330万人以上で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前の2019年同期の60%まで回復した。

(C)tienphong
(C)tienphong

 2022年1~6月期における国内線旅客数は2080万人以上で、2019年同期と比べて+12%増加した。一方、国際線旅客数は約250万人で、2019年同期の4分の1程度に留まった。

 国内線の客足は2022年4月ごろから回復の兆しが見え始め、6月に入ってから急伸。同月の国内線旅客数は500万人以上で、2019年6月と比べて+39%増と大幅に増加した。

 CAAVは、「国内線各便の座席利用率はいずれも85%以上に達しており、国内線の航空市場は完全に回復した」と評価した。

 なお、国際線旅客数が期待通りに回復していない原因としては、◇東北アジアをはじめとする多くの国・地域が依然として厳しいコロナ対策を維持していること、◇ロシア市場が戦争により一時停止していることなどが挙げられる。

[Tien Phong 13:09 15/07/2022 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム民間航空局(CAAV)の統計によると、2023年1~9月期の空港旅客数は前年同期比+20%増の8890万人...
 ベトナム政府の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の柔軟な政策と外国人観光客の早期受け入れ再開...
 ハノイ市ノイバイ国際空港では、2022年夏季のピーク時の国内線旅客数が、新型コロナウイルス感染症(COV...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る