ベトナム国家観光局、海外に観光促進事務所を開設へ まずはラオス

2024/03/13 14:48 JST配信
  • ラオスに初の海外観光促進事務所を開設へ
  • ベトナムの観光売り込み、クロスセル強化
  • 24年に外国人観光客1800万人受け入れ

 文化スポーツ観光省傘下のベトナム国家観光局は12日、近くラオスに観光促進事務所を開設すると発表した。ラオス事務所は、同局にとって初の海外観光促進事務所となる。

(C) baodautu
(C) baodautu

 同局は観光業の開発に向けて、2045年までを視野に入れた2021~2030年までの観光開発計画案の策定を完了した。同計画案は、首相の承認を待っている段階だ。

 計画案の一環として、海外に観光促進事務所を開設し、ベトナムの観光を売り込んでいく。まずはラオスの首都ビエンチャンに事務所を開設し、タイやカンボジアなどの周辺諸国の観光市場とのクロスセルを強化していく。

 大手旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)の責任者は同局に対し、複数の国にある旅行会社の既存の駐在員事務所を国の観光促進事務所として活用することを提案した。

 なお、同局によると、ベトナムは2024年に外国人観光客1700万~1800万人、国内観光客1億1000万人の受け入れを目指している。

[Tuoi Tre 13:08 12/03/2024, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 チャン・ホン・ハー副首相は13日、「2045年を視野に入れた2021年~2030年の観光開発計画」を承認する決...
 ラオス情報文化観光省傘下の観光開発局が発表した2023年1~6月期における外国人訪問者の統計によると、...
 ラオスは年末までに、ベトナム、タイ、カンボジアの3か国と共にQRコード決済を試験導入する予定だ。同...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)は22日、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 ハノイ市人民委員会のグエン・マイン・クエン副主席は、電気とクリーンエネルギーを利用した公共交通シ...
 1969年1月19日、スイス人の若者3人が、フランス・パリのノートルダム大聖堂の高さ100m近い尖塔に登り、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)とペトロ
 決済プラットフォームの開発を手掛ける韓国のロードシステム(Load System)はこのほど、ベトナム情報通...
 ドラッグストア大手のファーマシティ(Pharmacity)の創業者クリス・ブランク氏はこのほど、ホーチミン市...
 ハノイ市ドンダー区クアンチュン街区タイソン(Tay Son)通り167番地に面した路地で、路面と排水システム...
 米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が先般発表した最新レポート「
 ベトナム共産党政治局はこのほど、ホーチミン市に国際金融センター、南中部沿岸地方ダナン市に地域金融...
 ホーチミン市人民委員会は20日、1区のベンタイン市場、チャン・フン・ダオ廟、1区人民委員会庁舎などを...
 在ホーチミン日本国総領事館で19日、日本政府による令和6年度(2024年度)前期対ベトナム草の根・人間の...
 ホーチミン市では2025年年初から、市内を走る全ての補助金付き路線バスの運賃支払いをキャッシュレス化...
トップページに戻る