ハノイ初のカピバラカフェが誕生、子供と若者で連日大賑わい

2024/11/11 05:01 JST配信
  • ブームにあやかってカピバラカフェ誕生
  • 25分の触れ合い体験でチケット720円
  • 保護者世代からは否定的な声も

 ハノイ市チャンフンダオ街区に同市初となるカピバラカフェがオープンして約1か月が過ぎた。世界で大ブームを巻き起こしているカピバラと直接触れ合うことができるとあり、子供や若者を中心に連日多くの客で賑わっている。

(C)Lao Dong
(C)Lao Dong

 カピバラは、ネズミ目カピバラ科のネズミの仲間で、世界最大のげっ歯類。草食で、群れで行動することが多い。体長は1~1.3mで、体重は最大68kgにもなる。

 同市にオープンしたカピバラカフェでは、愛くるしいカピバラたちに餌をやったり、柔らかい毛をなでたり、一緒に写真撮影したりすることができる。ただし、店側は12歳以下の子供がカピバラと触れ合う場合、大人と来店して保護者の監視下で遊ぶことを推奨している。

    

 カピバラとの触れ合い体験は1回当たり25分で、入店時にチケットを購入しなければならない。チケットは1人当たり12万VND(約720円)で、ワンドリンクとカピバラ用の餌が含まれている。カピバラの餌は2万VND(約120円)で追加可能。

 実際に来店した人々からは、「第一印象は店内がすごく混んでいるということ。次にチケットがとても高いということ」、「チケットが高いのに、25分しかカピバラと遊ぶ時間がないのは残念。カピバラも3頭しかおらず、1日中お客さんと触れ合っているせいか、疲れているように見えた」、「カピバラのいる場所は清潔にされているが、朝から晩まで蛍光灯と店内の騒音の中で過ごしているので、健康状態が心配」など特に保護者世代からは否定的な声が聞かれた。

[Lao Dong 11:40 04/11/2024 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市1区のサイゴン動植物園は、2025年の到来を祝って、園の新しい仲間「カピバラ一家」を1月3...
 「猫と過ごす、豊かなひととき」をコンセプトとし、日本全国に猫カフェを展開するリポット株式会社(東...
 最近、ホーチミン市の若者の間で、犬と一緒にくつろげるカフェが注目を集めている。4日付VNエクスプレ...
 日本の「ネコカフェ」の紹介記事を読んで、ハノイでネコカフェを開いた女性がいる。このカフェは、同市...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)のサイゴン動植物園でこのほど、20年越しの期待の末、フラミンゴのヒ...
 日越文化交流イベント「2025ベトナムフェスティバルin愛知 名古屋」が、11月8日(土)と9日(日)の両日、...
 ホーチミン市で4日、「サイゴンの文化遺産」をテーマにした2階建て観光バスが運行を開始した。サイゴン...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ベトナム株式市場は7日の取引で、アジア主要市場の中で最も大きく下落した。VNインデックスは前日比▲43...
 政府は、台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)で被災地となった南中部地方のクアンガイ省...
 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
トップページに戻る