計画投資省は27日、1~9月期の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比6.52%になったと発表した。前年同期比GDP成長率が6.5%を超えたのは、今年になって初めて。1~3月期は5.83%、1~6月期は6.16%だった。
産業別の1~9月期GDP成長率は、農林水産業2.89%、工業・建設業7.29%、サービス業7.24%だった。いずれも前年同期の成長率を超える数値で、特に工業・建設業は2.8ポイントも上回った。
計画投資省はこの結果は満足できるものとしたうえで、今後対処すべき課題として▽物価が上昇傾向にあること▽銀行の貸出金利が高い水準にあること▽貿易赤字が大きいこと――などを挙げている。