粉ミルク3年間で16回値上げ、規制後は安定

2010/10/25 06:56 JST配信

 ベトナム商工会議所(VCCI)によると、粉ミルク価格は直近3年間で合計16回に亘り値上げされたという。1回の値上げ幅は3~10%で、現在の価格は3年前の数倍に達している。

 今年に入ってからは、1月にアボットやミード・ジョンソン、フリースランド・キャンピナ・ベトナムなどの乳幼児向け粉ミルク製造大手が販売価格を4~9%引き上げており、7~9月にもアボット、フリースランドが5~10%引き上げている。

 しかし、財政省が先頃公布した、6歳未満の幼児向け粉ミルクの生産・販売業者に対し、販売価格の登録を義務付ける通知が10月1日発効になってからは、粉ミルクの価格は安定している。

[Hoai Nam, Dantri, 07:32 (GMT+7), 17/10/2010, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 フリースランドカンピーナ社、アボット社など粉ミルク製造メーカー5社はこのほど、粉ミルク販売価格を...
 森永乳業(東京都港区)は14日と16日にハノイ市とホーチミン市で、乳幼児向け粉ミルク2製品のベトナム市...
 財政省価格管理局は11月末までに畜産製品や砂糖、米、ミルク、鉄鋼、ガス、石炭、セメントなどを取り扱...
 財政省はこのほど企業150社に対して、価格登録を義務付けるとした通達第122号2010/TT-BTCを公布した。...
 財政省はこのたび、6歳未満の幼児向け粉ミルクの生産・販売業者に対し販売価格の登録を義務付ける通知...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る