- イタリアの高級スクーターブランド
- 10年以上ぶりにベトナム市場へ再参入
- ベトナムで新モデルの2シリーズを発表
イタリアの高級スクーターブランド「ランブレッタ(Lambretta)」が、10年以上ぶりにベトナム市場へ再参入する予定だ。今回、4~6月に新モデル「Xシリーズ(X-Series) 」と「Gシリーズ(G-Series)」を発表する。
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「Xシリーズ」はイタリアらしいデザインを残しつつ、若々しいスタイルを併せ持つ。排気量125ccの4ストローク・水冷単気筒エンジン、無段変速機(CVT)を搭載し、最大出力は12.9馬力、最高速度は102km/hに達する。
一方、「Gシリーズ」はよりクラシックなデザインとなっている。海外市場では多くのバージョンが販売されており、中でも注目されるのは「G350シリーズII(G350 Series II)」だ。これは排気量330ccの4ストローク単気筒エンジンを搭載し、最大出力25馬力、最大トルク25.5Nmとなる。
価格や発売時期は未定だが、ランブレッタはイタリアのバイク・自動車メーカーであるピアジオ(Piaggio)の「ベスパGTS(Vespa GTS)」やホンダベトナム(HVN)の「SH 150i」などの競合モデルと市場で争うことが期待される。
ランブレッタは2011年にベトナムで「LN125」を発売したが、販売店の少なさから競争力を失い、ベトナム市場から撤退した。