- サンロード・オートモーティブと契約締結
- 6月中の営業開始を予定
- アフターサービス全般も提供
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)はこのほど、米国の自動車販売大手サンロード・オートモーティブ(Sunroad Automotive)との間で代理店契約を締結した。
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これにより、カリフォルニア州サンディエゴにビンファストとして初となる正規代理店が開設され、6月中の営業開始を予定している。
同店舗では、SUV型EV「VF 8」(5人乗り)と「VF 9」(7人乗り)の販売に加え、保証・点検・修理・純正部品の供給など、アフターサービス全般も提供する。
ビンファストは2023年末以降、米国50州での展開を見据え、販売モデルをフランチャイズ方式に完全移行している。これまでにカリフォルニア、テキサス、フロリダ、ニューヨークなど15の主要州に30以上の正規ディーラーを展開している。
米国での販売価格は、「VF 8」が3万9900~4万4900USD(約580万~650万円)、リース料金は月額269USD(約3万9000円)以上となる。「VF 9」は販売価格が6万2900USD(約910万円)以上、リース料金が月額449USD(約6万5000円)以上となる。いずれのモデルも金利0%の優遇ローンプログラムが利用可能となっている。
また、すべてのEV車両に対し、車体は10年間または12万5000マイル、バッテリーは10年間・走行距離無制限の長期保証が付与される。ただし、商用利用は対象外となる。