- フンイエン省イエンミー工業団地内に建設
- 敷地面積17万m2、27年稼働開始予定
- 1日あたりの商品処理能力最大700万個
電子商取引(eコマース=EC)大手ショッピー(Shopee)の配送サービスを提供するSPXエクスプレス(SPX Express、旧名:ショッピーエクスプレス=Shopee Express)は、北部紅河デルタ地方フンイエン省で東南アジア最大級の自動仕分けセンターを着工した。
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同センターは、シンガポール系不動産開発大手フレイザーズ・プロパティー・ベトナム(Frasers Property Vietnam)が設計したものだ。
フンイエン省のイエンミー工業団地でフレイザーズが運営するイエンミー・インダストリアルセンター(Industrial Centre Yen My)内に立地し、敷地面積は17万m2となる。
地元で3000人以上の雇用を創出し、2027年の稼働開始時には、1日あたり最大700万個の商品を処理できる見込みだ。
この自動仕分けセンターは、ビルド・トゥ・スーツ型としてベトナムで初めて2層構造のクロスドックを採用し、バース158か所と全国700か所以上の仕分け拠点に接続することで、業務効率を最適化し、配送時間を大幅に短縮する。最新の自動仕分けシステムも導入する。
また、「LEEDゴールド認証」を取得した工業団地内に建設されることから、SPXは持続可能な物流ネットワークの構築と、迅速・低コスト・安全な配送能力の向上に取り組む姿勢を示している。