- アプリ機能を統合で決済連携が可能に
- ユーザーにより柔軟な支払い環境を整備
- 企業・行政機関向けソリューションも検討
ベトナムの決済アプリ大手「モモ(MoMo)」と、国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社であるデジタル交通ソリューション会社イーパス(ePass)は23日、デジタル交通エコシステムの共同開発に向けた戦略的提携契約を締結し、決済連携機能を正式に発表した。
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この提携により、数百万人の利用者が決済アプリ「モモ」と「イーパス」を通じて交通料金を安全かつ迅速に支払えるようになるほか、料金支払い、車両メンテナンス通知、ルート提案などを含むスマートモビリティサービスを1つのアプリ上で利用できるようになる。両社は、今回の提携を国家のデジタル化方針に沿った交通インフラのデジタル化推進に向けた重要な一歩と位置づけている。
今回の提携により、イーパスが提供するノンストップ自動料金収受システム(Electronic Toll Collection System=ETC)が「モモ」アプリ内のミニアプリとして統合され、ユーザーはアカウントの連携、チャージ、料金支払いをワンストップで完結できるようになる。一方、「イーパス」アプリにもモモによる決済機能が追加され、より柔軟な支払い環境が整備される。
両社は今後、移動データの分析を活用したスマートモビリティサービスの共同開発を進めるほか、プロモーションやキャッシュバックキャンペーンの実施などを通じて、電子決済による交通サービスの普及を促進する方針だ。
さらに、次なる段階として、企業および行政機関向けソリューションにもサービスを拡大する予定で、運輸会社や車両チーム向けの電子決済サービス、国家公共サービスポータルや車両検査・道路管理システムとの連携も検討している。



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