タイニン省:モクバイ国境経済区に省内初のICDを開業

2025/10/30 13:09 JST配信
  • 省内初となる内陸コンテナデポを開業
  • 投資総額約32億円、敷地面積約16.5ha
  • カンボジアからの貨物にも対応

 国防省タンカンサイゴン(サイゴンニューポート)総公社傘下のタンカン・タイニン(Tan Cang Tay Ninh)はこのほど、南部地方タイニン省モクバイ国境経済区に省内初となる内陸コンテナデポ(ICD)を開業した。投資総額は5500億VND(約32億円)超。

(C) thesaigontimes
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 同ICDは敷地面積約16.5haで、コンテナヤード、倉庫、駐車場、ガントリークレーン、フォークリフト、トレーラーなどを備え、物流サービスを一体的に提供する。年間取扱能力は約650万tで、カンボジアからの貨物にも対応し、ホーチミン市の港や同市のカイメップ・ティバイ港と接続する。

 同プロジェクトは、2050年までを視野に入れた2021~2030年の国内ICD開発計画に基づき、首相の承認を受けた国家重点事業の一つだ。通関・集荷・配送の中核拠点として機能し、ホーチミン市の主要港湾の混雑緩和にも寄与する見通しだ。

 また、2027年に開通する予定のホーチミン~モクバイ間高速道路との接続により、タイニン省はホーチミン市、ベトナムの東南部地方、カンボジア、東南アジア諸国を結ぶ国際物流ハブとしての地位を高めることが期待されている。

[Kinh Te Sai Gon 07:28 28/10/2025, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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