- 提携関係のTHACO傘下タコオートが開設
- 地下1階・地上3階建ての旗艦ショールーム
- 26年に商業サービス複合型ショールーム開設へ
ホーチミン市トゥードゥック街区で11日、マツダの東南アジア初となる旗艦ショールームがオープンした。同店舗は、提携関係にある地場系コングロマリット(複合企業)チュオンハイグループ(Truong Hai Group=THACO)傘下のタコオート(Thaco Auto)が開設した。
![]() (C)Xe Doi Song |
同施設は2025年初めに建設が始まり、約1年をかけて完成した。投資総額は1840億VND(約11億円)で、規模は地下1階・地上3階建て、延べ床面積は1万1500m2超となっている。
ショールームは、日本のGKデザイン(GK Design Group)とマツダデザイン(Mazda Design)によるコアコンセプトを軸とし、マツダのブランドアイデンティティ基準に従って設計された。「つながり(Connecting)」がテーマの設計となっており、ベトナムと日本の建築要素を取り入れつつ、自然との調和を重視している。
内部は展示エリア、ファミリースペース、イベントスペースに加え、クイック整備、エンジン・シャーシ修理、板金・塗装整備の3つの機能を備えたサービス工場を併設し、受付から整備までデジタル連携で円滑に対応する。
また、タコオートは2026年中に同市で「マツダ・フラッグシップ・サラ(Mazda Flagship Sala)」を開設する計画だ。商業サービス複合型のショールームとして、日本文化に関連がある商品などを販売する。その後、ハノイ市でも旗艦ショールームを開設する予定となっている。
タコオートは2011年にマツダと戦略的提携を締結し、ベトナム国内での生産・組立・販売を担ってきた。これまでに31万台超のマツダ車を顧客に納車しており、ベトナム全国でショールームとサービス工場110か所超を展開している。




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