在越欧州企業の25年Q4景況感指数、7年ぶり高水準に

2026/01/14 05:49 JST配信
  • 25年10~12月のBCI、80ポイントに上昇
  • 前期比+13.5ポイントと大幅上昇
  • 投資姿勢は「様子見」から「拡大志向」へ

 在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム)がベトナムに進出している欧州企業を対象に実施した2025年第4四半期(10~12月)業況判断指数(BCI)の調査結果によると、同期のBCIは80ポイントに上昇し、直近7年で最高水準となった。

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 BCIは前期比で+13.5ポイントと大幅に上昇し、2011年の調査開始以降でも有数の伸びを記録した。現状の事業環境評価と先行き見通しの双方が改善しており、企業の投資姿勢にも前向きな変化が表れている。

 BCIの推移を見ると、在越欧州企業の景況感は2024年後半以降、回復基調を維持してきた。2024年10~12月は61.8ポイントとなり、直近2年余りで最高水準となった。2025年に入ってからも、1~3月期は64.6ポイントに上昇した。4~6月は61.1ポイントと一時的に低下したものの、7~9月には66.5ポイントまで回復し、直近3年で最高を更新した。

 こうした流れを踏まえると、2025年10~12月のBCIが80ポイントへと急伸したことは、一時的な反発ではなく、回復基調が加速局面に入ったことを示す結果といえる。

 2025年10~12月時点では、65%の企業が事業環境を「良好」と評価した。2026年1~3月期に向けては69%が前向きな見通しを示しており、7~9月調査時の56%を大きく上回った。実体経済の回復が、企業活動に反映されていることがうかがえる。

 この背景には、堅調なマクロ経済がある。ベトナムの2025年10~12月の国内総生産(GDP)成長率は+8.46%と、2007年以来の高水準となり、主要国際機関の予測も上回った。

 中期的な見通しも明るい。2026~2030年の事業展望について、欧州企業の88%が「楽観的」と回答し、うち31%は「非常に楽観的」とした。

 2025年には60%の企業が業績改善を実感しており、2026年についても82%が成長を見込んでいる。また、87%の企業が、他の外国企業に投資先としてベトナムを推薦すると回答した。

 一方で、行政手続きの煩雑さや国際情勢の不透明感といった課題も引き続き指摘されている。ただし、企業評価は総じて改善しており、在越欧州企業の投資姿勢は「様子見」から「拡大志向」へと移行しつつある。

[An Ninh Thu Do 08:28 13/01/2026, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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