FLCが停滞案件を再始動、クエット氏復帰で大型リゾート開発本格化

2026/04/07 06:19 JST配信

 南中部地方ザライ省ダクドア村(xa Dak Doa)で4日、地場不動産デベロッパーFLCグループ[FLC](FLC Group)によるリゾート・ゴルフ場複合区「FLCプレイク(FLC Pleiku)」の起工式が開催された。同プロジェクトは長年にわたり停滞していたが、同社のチン・バン・クエット氏のトップ復帰により再始動した。

(C) Tuoi Tre
(C) Tuoi Tre

投資総額1200億円の複合区プロジェクト

 同プロジェクトの投資主は、FLC子会社のイオン・コンプレックス(Ion Complex)が務める。面積は517haで、投資総額は約20兆VND(約1200億円)に上る。住宅街、ヴィラ、エコパーク、スポーツコンプレックス、ショッピングセンターなどを整備する。

 目玉となる36ホールの国際基準のゴルフ場は面積171haで、投資総額は1兆1500億VND(約70億円)余りとなる。ゴルフ場の土地使用期間は50年で、2029年10~12月に完成する予定だ。

 ザライ省人民委員会のグエン・フウ・クエ副主席は起工式で、同省は2025年に1240万人の観光客を受け入れ、29兆VND(約1760億円)の観光収入を得たものの、大規模な高級リゾート施設が不足していると指摘し、同プロジェクトが同省西部のインフラ開発を促進することに期待を示した。

クエット氏のビジネス界復帰

 FLCのトップに復帰したクエット氏は、2022年3月に株価操作などの容疑で逮捕され、実刑判決を受けたが、減刑により早期に出所した。今年3月末にザライ省で開催されたセミナーで約4年ぶりに会長として紹介されて以降、米国の航空機メーカーであるボーイング(Boeing)のベトナム法人トップとの会談や、関連証券会社でのFLC株の取引再開など、精力的な動きを見せている。

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