南中部地方ダナン市人民委員会はこのほど、同市における新たな工業団地の建設プロジェクトの投資方針および投資家を承認する決定第3276号を公布した。申請書の提出からわずか57日という、大規模なインフラ事業としては異例のスピードで承認された。
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プロジェクトの概要と今後のスケジュール
同プロジェクトの投資主は、ホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)とシンガポールのセムコープ(SembCorp)の合弁会社であるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)となっている。プロジェクト名は「VSIPダナン工業団地」で、投資総額は約3兆7300億VND(約230億円)に上る。
同工業団地は、ダナン市ディエンバンバック街区(phuong Dien Ban Bac)に位置する。面積は約250haで、事業期間は用地引き渡しまたは土地使用目的変更の決定から50年間となる。投資法に基づく特別投資優遇分野に該当するため、規定に従い、土地賃貸料などの免除・減額措置を受けることができる。
今後のスケジュールについて、2026年4~6月から2027年7~9月にかけて投資準備手続きを行い、2026年10~12月から2028年4~6月にかけて用地の補償や引き渡しを実施する。建設と稼働は2027年7~9月から2031年10~12月にかけて行われ、2028年7~9月には二次投資家の誘致を開始する予定だ。
FDI誘致が好調なダナン市
ダナン市の2026年上半期(1~6月)における海外直接投資(FDI)認可額は、前年同期比+84.5%増の3億5700万USD(約590億円)を超えた。
FDI資金は主に商業・サービス、情報技術(IT)、製造・加工、近代的小売業などの分野に集中しており、同市の経済にとって、投資誘致の好調さが明るい材料となっている。







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