電子商取引(eコマース=EC)データを手掛けるメトリック(Metric)のレポートによると、2026年7~9月におけるベトナムのECサイト上位4社の売上高の合計は前年同期比+45.2%増の150兆4000億VND(約9200億円)に達した。
![]() (C) Metric |
ECサイト上位4社は、◇ショッピー(Shopee)、◇ティックトックショップ(TikTok Shop)、◇ラザダ(Lazada)、◇ティキ(Tiki)となっている。

同期の販売数量は10億8910万点だった。一方、販売実績のある店舗数は前年同期比▲2.47%減の47万0300店となり、販売効率の低い小規模店舗の淘汰が進み、販売力の高い事業者に売上高が集中している。
プラットフォーム別では、首位のショッピーと2位のティックトックショップの市場シェアの差が、前年同期の約15%ptから1%pt強へと急縮小した。
また、ショッピーとティックトックショップでは、全店舗のわずか3.54%を占める「ショップモール(公式店舗)」が両サイトの売上高の36.8%を占め、100万VND(約6100円)超の商品が売上高に占める割合も前年同期の14.5%から19.0%へ上昇するなど、高価格帯の商品への需要のシフトが鮮明になっている。
特に家電製品の売上高は前年同期比+51.4%増の7兆9667億VND(約490億円)と急拡大し、韓国のLGエレクトロニクス(LG Electronics)や地場のサンハウス(Sunhouse)などが大きく伸びた。
また、ブランド別では国内最大の乳業企業ビナミルク[VNM](Vinamilk)の売上高が前年同期の3.26倍へと大幅に伸びた。
10~12月も年末の大型セールを背景に、主要4サイトの売上高は165兆5000億VND(約1兆0100億円)に拡大すると予測されている。
なお、2026年1~6月の主要ECサイト4社の売上高合計は前年同期比+44%増の291兆6000億VND(約1兆7800億円)だった。市場規模の拡大とともにプラットフォーム間の競争が激化し、法令順守に関する要件も厳格化しており、公式店舗や販売力の高い事業者への売上高の集中が進んでいる。







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