国連教育科学文化機関(ユネスコ)とフランスの高級ホテルブランドのソフィテル・レジェンド(Sofitel Legend)はパリで26日、文化遺産の保護・継承を目的とするグローバルパートナーシップを発表した。
![]() (C) The Hanoian / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 |
提携の一環として、ハノイ市の高級ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ(Sofitel Legend Metropole Hanoi)」で、ベトナムの文化体験「コーヒー禅(Thiền Cà Phê)」を提供する予定だ。
同体験は、地場大手コーヒーメーカーのチュングエングループ(Trung Nguyen Group)の創業者であるダン・レ・グエン・ブー会長が提唱する「コーヒー道(Cà Phê Đạo)」の基盤となる実践法だ。体験では、同グループの専門家が案内役を務める。
また、国連総会は9月4日、ベトナムが提案した「持続可能な開発のための文化の国際の10年(2027~2036年)」に関する決議を採択している。
チュングエングループは、今回の取り組みを、ユネスコや南中部地方ダクラク省と進めてきたベトナムのコーヒー文化の保護・発信活動の一環としている。
2025年12月の学術フォーラム開催に続き、「ダクラク省のコーヒー栽培・加工知識」のユネスコ無形文化遺産保護のための優良事例への登録に向けた取り組みが進められ、2026年4月には「世界コーヒー遺産フォーラム」などが開催された。
同省バンメトートの「チュングエン・コーヒー村」で行われた体験会では、各国の外交使節らが「コーヒー禅」を体験し、その文化的・精神的な側面を評価した。
さらに、「コーヒー禅」は日本の福岡県で開催された「ベトナムデー2026」など、文化交流の場でも紹介されている。
チュングエングループは、学術機関との提携やコーヒーアカデミーの設立を進め、バンメトートを「世界のコーヒー都市」へと育て上げる構想を推進している。








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