国際連合(国連)総会は、ベトナムが提案した「持続可能な開発のための文化の国際の10年(2027~2036年)」に関する決議を採択した。
![]() (C) Bo Ngoai Giao |
この決議は、文化を世界規模で持続可能な開発を推進する重要な原動力として位置付けるもので、ベトナムが主導し、キプロスやイタリア、ラオスなどを含む計103か国が共同提案国として名を連ねた。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)が主導して実施されるこのイニシアチブは、文化遺産の保護や文化・創造産業への投資を促し、雇用の創出や持続可能な生計の確立を目指す。
決議では、文化が貧困削減やジェンダー平等、教育、環境といった幅広い分野の課題解決に寄与する点や、社会の結束を高める役割を果たすことが強調された。国連ベトナム常駐代表部のドー・フン・ベト大使はスピーチで、文化がコミュニティをつなぎ、創造性を促すことの重要性を訴えた。
今回の決議採択は、ベトナムがユネスコでこれまでに提案した中で最大規模のイニシアチブが実現した事例となる。多国間外交を重視するベトナムの外交方針が結実した形で、国際社会におけるベトナムの存在感や、地球規模の課題の解決に実質的に貢献する能力を示す重要な成果として評価されている。






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