漫画家西島大介氏、『ディエンビエンフー』を語る

2011/06/04 08:23 JST配信

 『ディエンビエンフー』『世界の終わりの魔法使い』などの作品のある漫画家、西島大介氏がハノイ市で26日、ベトナムのアニメーターや漫画家を対象にマンガワークショップを行った。国際交流基金ベトナム日本文化交流センターがベトナム国立美術館で開催中の展覧会「新次元マンガ表現の現在」の関連イベントとして行われた。この機会に、西島氏に話を聞いた。31日付ラオドン紙電子版が報じた。

――マンガワークショップに参加されましたが、ベトナムのマンガ事情については以前からご存知でしたか。

 お話しをいただいたとき、ワークショップの対象者は子供たちだと思っていました。ベトナムのマンガを読んだことはまだありません。マンガで大切なことが想像の自由であることを伝えることができたらと思います。

――なぜベトナムをご自分のマンガのテーマに選んだのですか。また、題名は『ディエンビエンフー』ですが、中身はベトナム戦争の話です。何か理由があるのですか。

 『ディエンビエンフー』を描き始めた時、まだベトナムに来たことがありませんでした。私はベトナム戦争の話を通して、現代の日本の問題を描きたいと思っています。

 ベトナム戦争というと日本人は普通、サイゴンを思い浮かべます。ディエンビエンフーという地名には神秘的な響きがあります。ディエンビエンフーは(インドシナ戦争末期の)フランス軍との激戦地で、話の内容とはずれがありますが、このずれもまた面白いと思います。

――『ディエンビエンフー』はどんなお話ですか。

 日系米国人の従軍カメラマンの青年がベトナムに渡ります。戦争については深く考えたことはなかったが、ベトナム人少女に命を助けられて彼女の姿を追い求めるようになる、というお話です。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム戦争を題材にした長編漫画『ディエンビエンフー』著者の西島大介による個人電子出版レーベル「...
 漫画家の西島大介によるベトナム戦争を描いた長編漫画「ディエンビエンフー 完全版」全12巻が、15日から
 西北部ディエンビエン省人民委員会は5日、「ディエンビエンフー歴史的戦勝博物館(第1期)」の落成式を開...
 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、2000年代以降話題となったマンガ9作品に焦点を当てた「...
 ディエンビエンフー遺跡プロジェクト管理委員会は5日、北部ディエンビエン省ディエンビエン市のD1丘陵...

新着ニュース一覧

 ハノイ市では、多くの重点交通インフラ事業が一斉に進められており、都市の姿が変わりつつある。土地収...
 南米ベネズエラで発生した大地震の被災地で捜索救助活動にあたっていたベトナム人民軍および公安省の幹...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市で実施されている市内バスの運賃無料化プログラムが大きな成果を収めている。7月1日の無料...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、北部地方バクニン省タンティエン街区に、同省初となる新たなシ...
 スウェーデンの大手自動車メーカーのボルボ(Volvo)はこのほど、バッテリー式電気自動車(BEV)の新型2モ...
 アジア開発銀行(ADB)とシンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ベトナムの経済見通し...
 税務管理法の施行細則を定めた政令第252号/2026/ND-CP(7月1日施行)には、税収確保や透明性向上のための...
 ハノイ市で9日、保健省と在ベトナム・フランス大使館の共催によるベトナム・フランス保健分野ハイレベ...
 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、純電気自動車(BEV)やプラグイ...
 ホーチミン市タンビン街区で8日、北海道産の濃厚でなめらかなソフトクリームを中心としたスイーツカフ...
 韓国の食品大手である熊津食品(Woongjin Foods)が、ベトナム法人の「熊津食品F&Bビナ(Woongjin Foods F...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、国内線が発着する第1旅客ターミナル(T1)で生体認証キオスクの本格的な...
 台湾の電子機器メーカーであるウィストロン(Wistron Corporation)は、完全子会社であるウィストロン・...
トップページに戻る