ホーチミン市で8月5日、フランスとベトナムの2国籍を持つアンドレ・メンラス(ベトナム語名:ホー・クオン・クエット)氏が製作したドキュメンタリー映画「ベトナムのホアンサ諸島:喪失の痛み(Hoang Sa Viet Nam: Noi dau mat mat)」が上映される。
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ハノイ市では、7月10日から12日まで東西言語文化センター(N11A Tran Quy Kien, Quan Cau Giay)で上映された。
同映画の上映時間は59分。この映画では、南中部沿岸地方クアンガイ省ビンソン郡及びリーソン郡に住む漁民の苦難の生活が描かれている。
漁民らは生計を立てるためだけでなく、ベトナムが領有権を主張する海域で操業することで、祖国の主権をも主張している。そんな彼らだが、南シナ海の領有権問題をめぐって、ベトナムと中国の関係が緊迫化している現在、中国船による攻撃や拿捕といった様々な危険に晒されている。
同映画の上映情報の詳細は下記の通り。
<ホーチミン市>
上映場所:IDECAF劇場(31 Thai Van Lung, Quan 1)
上映時間:8月5日(火)時間未定