ヨーロッパ最大級の音楽祭「MTV EMA 2015(Europe Music Awards)」のワールドワイドアクト部門にベトナム代表としてエントリーしていたソン・トゥンM-TPがファン投票の結果、東南アジア代表に選ばれた。

（C） vnexpress,　ソン・トゥンM-T

　東南アジア地区からは、ソン・トゥンM-TPの他に、◇フェイサル・タヒル(マレーシア)、◇ジェームス・リード(フィリピン)、◇ナディーン・リュストゥル(フィリピン)、◇NOAH(インドネシア)、◇スロットマシーン(タイ)、◇The Sam Willows(シンガポール)が候補に挙がっていた。

　過去に東南アジア代表に選ばれたベトナム人アーティストとしては、2013年のミー・タムがおり、ソン・トゥンM-TPは2人目。今回、東南アジア代表に選ばれたソン・トゥンM-TPだが、ワールドワイドアクト部門へのエントリーまでには、中国、香港、台湾、日本、韓国の候補者との「アジア代表」を決める投票争いに勝利しなければならない。

　「MTV EMA」は、1994年にドイツ・ベルリンで第1回が開催されたのを皮切りにヨーロッパ最大級の音楽アワードとして欧州各都市で毎年開催されてきた。2015年はイタリア・ミラノで10月25日に開催される。