フランス越僑のトラン・アン・ユン(チャン・アイン・フン=Tran Anh Hung)監督が、日本のCMを初めて演出した。これは、株式会社コーセー(東京都中央区)の創業70周年を記念した新CMで、30日から日本で放送されている。
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新CM「Tokyo Seven Days」では、新垣結衣、上戸彩、ローラ、桐谷美玲、小泉今日子、すみれ、森高千里、藤井萩花・藤井夏恋(E-girls)、北川景子の10人が共演。「きれいの、その先にあるもの。」をテーマとして、それぞれの東京での7日間を描いている。
新CMとメイキング、ユン監督のメッセージは、コーセーの「創業70周年スペシャルサイト」<http://kose70th.jp/>から閲覧できる。
ユン監督は1962年にベトナムで生まれた。12歳でフランスに渡り、現在はパリ在住。1993年公開の映画「青いパパイヤの香り」で長編デビューを果たし、同映画で1993年5月のカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)及びセザール賞新人監督賞を受賞したほか、アカデミー賞の外国語映画賞部門にもノミネートされた。
監督作品は、「シクロ」(1995年)、「夏至」(2000年)、「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」(2009年)、「ノルウェイの森」(2010)。